美容整形で失敗した場合の、訴訟と言う手段

時折ニュースなどで話題となる医療ミスは、実は美容整形の現場でも時折起こります。医者の不注意によって、体内に異物が残ったり、目立つ傷ができてしまうなどの失敗が整形手術で生じることがあるのです。美容を目的とした整形は医者が専門的知識を持って対処するという点で病気治療と変わらないため、美容整形の失敗で体に異常ができた場合、医療ミスに同じく医者側を提訴することが可能です。美容整形の失敗の場合医者側が訴訟される根拠となるのは、大きく分けて注意義務違反と説明義務違反の二つです。

美容整形に限らず、医者は患者の状態や体質などを鑑みたうえで、整形手術の方法や手術を行う範囲などを正確に見極め、実施する義務があります。これがいわゆる注意義務であり、これに反して患者に対し不適切な手術を行った場合、損害賠償を請求されることになります。例えば豊胸手術の失敗で乳房に目立つ手術跡が付いてしまった場合、脂肪吸引手術の失敗でお尻や太ももが左右非対称になった場合などが、注意義務違反に当たります。次に医者は手術を行う際、患者が手術を受けるかどうかの参考にするためにリスクを含めた情報に案して十分な説明を行う、いわゆる説明義務が課されます。

これに反した場合、例えば患者が事前に目立つ手術跡が残る可能性を説明されないままに脱毛手術を受け、結果患者が不満を持ってしまうような大きい後が体に残った場合などに、医者は説明義務違反となり、損害賠償を請求されます。2014年には過去最多の3194軒の医療ミスが起こっており、手術を受ける人はいつどこで医療ミスの被害者にならないとも限りません。美容整形を考えておられる方は万が一の場合を考えて、手術で失敗が生じた場合に弁護士に相談しておくことも考えておくとよいでしょう。

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